更新遅れ気味、すいません。

ネタバレＯＫな方のみ次へお進み下さい。

飛び道具や仕込み道具は反則だそうです。

反則だ、とイーグルに止めようという意味を込めてジェオは言いますが、イーグルは「・・ですね。」と。

「ですが、盛り上がりそうですね。
元々、アンダーグラウンドの試合です。多少の反則＜ファウル＞も見て見ぬふり。・・・今までもそうだったでしょう？」

サクラが小狼が傷ついたのを機に、気持ちが揺らぎ始めた試合の状況を見て、多少の反則だけじゃ済まないからランティスからもイーグルに頼んでと言いますが、イーグルは聞きません。

「続行します。」

この強情さ？はイーグルらしいですね。多分、彼女の強さを計る・・というか、彼女の強さを信じて、なのかもしれませんね。
そもそもそんなに悪い人でもありませんし。（っていうか私がそう思ってるだけですけど）


ファイと黒鋼が小狼の方に駆け出すと相手側が二人、棒から光りみたいなものを出す虫を出して来ました。一度は避けたんですが、曲がってきたので、黒鋼が斬りました。
すると真っ二つになった虫がファイと黒鋼に傷を付けました。
傷付ける方が目的で、傷付けられると痺れるみたいです。

体が痺れてきて、ファイと黒鋼も座り込んでしまいました。
その虫のせいもあるけど、さくらちゃんに迷いが生じたせいでもあるようです。

ここでサクラちゃんの回想。
このチェスで優勝すれば、賞金が貰える。それを前にいた「東京」に何らかの形で換金して欲しい、とさくらちゃんが侑子さんに頼みました。
危険だけどいいのかと侑子さんが聞きましたが、さくらちゃんは頷きました。
「あなたも？『小狼』」
「ああ。」
その時の小狼の顔がさくらには写身小狼と重なってみえたようです。
侑子さんは賞金が手に入ったら、承諾しようと言いました。


傷ついた三人を前にして、さくらちゃんは悩みます。

「待て。」

小狼君が再び立ち上がりました。

「・・・勝つ。だからそこにいろ。」

さくらはその言葉を信じて、再び椅子に座り直しました。
小狼は相手に駆け寄っていって、三人の棒を一気に受け止めます。
三人の棒から火花が。
「来るぞ！」
小狼はジャンプして避けました。右目に血が垂れてきて、目をつぶり、気配だけで相手を追います。
三人に回し蹴り・・？して、倒しました。

その姿を、さくらにはピッフル国の写身小狼と重なってみえたようでした。


違うんですが、本体と写身だけあって、やはり同じ所があって、どうしても写身を思い出すんでしょうね・・。
でも、さくらちゃんは本体の小狼を信じて、迷いを捨て、もう一度戦うことを決めたんだと思うので、やはりサクラちゃんを支えられるのは小狼なんだろうなって思いました。
しかし、写身小狼はどうなるんでしょう・・？今は完全に飛王の操り人形ですが。
飛王の様子も全く出てきませんし・・。

しかも、貯水庫をあんな風にしてしまったからと、賞金を換金してと頼むところはサクラちゃんらしい気がしますが、羽根はどうなったんでしょう？
サクラちゃんは小狼君や、他の人のことばかりを気にして、自分の羽根のこと（羽根だけじゃなくても）をおろそかにしないかとちょっと心配です。

さて、次週も連載です。
そろそろ、さくらちゃんとこの小狼君との関係がもう少し、改善されてくるんじゃないかと思います。そしてイーグルもサクラちゃん達の前に出てくるのではないでしょうか？
次回も楽しみですｗ