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国語でこんな問題を解きました。

「挟み撃ち」後藤明生 から一部抜粋。(但し途中省略がある)
小学校の運動場で大きな穴を見つけたところから・・。


いったい何の穴だろう?
私は穴を覗き込んだ。穴はまだ新しかったが、大きさは石炭殻を捨てる穴と同じくらいだ。しかし、そこに捨てられていたものは、石炭殻ではなくて、丁度石炭の燃えかすのようないろをした防毒マスクと鉄兜だった。
私は穴に駆け下りた。そして思わず立ちすくんだ。鉄兜を被ったシャレコウベ!
ちょうど石炭の燃え殻のような色に焼かれた鉄兜の下に重なった同じ色の防毒マスクは、まさに鉄兜を被ったシャレコウベだった。そして、直径二メートル半ほどの穴の底は、さながら何者かによって暴かれた墓場であった。いったい誰の墓場だろうか?分からなかった。わかったのはただ、何かが終わったことだけだ。わたしのしらないうちに、何かが終わっていたのである!
兄と二人で、家の裏庭に穴を掘ったのは、それからどれくらい後だろうか?

中略(そして兄と”私”はその中にいらないものを捨てていき、燃やす)

出てきたのは、元山中学の背蓑、二十冊ばかりの教科書とノート類、そしておどろいたことに元山中学の制帽だったのである。
「どうして燃やすの?」
「もう、いらんだろう。」
「制帽も!?」
「まあ、帽子は役に立つかもしれんな」
兄は制帽を手に取った。
「しかし、これはいらんだろう」
そういって制帽から徽章をはずし、指先につまんで燃えている穴の中へ落とし込んだ。兄の徽章はブリキのメッキではなく本物の真鍮製だった。しかしわたしは、燃えている穴の中を黙ってみている他はなかった。わたしはすでに、永興小学校の運動場に掘られた穴の中で、鉄兜を被ったシャレコウベを見ていたからだ。



それで、私はふと思いました。

・・・シャレコウベって何?

鉄兜と防毒マスクを被ってるんだから、鉄兜とかみたいな戦争に必要なものじゃないよね・・?  

と考えは発展し・・

でも小学校の運動場にあるんだよね・・?

人形とか?


・・と思いました。
「鉄兜を被ったマネキン!」って感じで。

後々、「暴かれた墓場だった」というのがあるんですが、それは戦争が終わってきて、いらなくなった鉄兜などが捨ててあるので・・・その”墓場”・・・つまり、比喩だと思ったんですよ。
さらに、「立ちすくんだ」というのは、「何かが終わった」ことを感じて、そのことを”わたし”はよく感じなかったので、それで・・「立ちすくんだ」のかと・・・。

母に後でそう言ったら、笑われました。
もちろん、ときおわったあとに、辞書で調べたので、今は本当の意味は知ってますけど・・。

髑髏<さらこうべ・シャレコウベ>で、つまり、雨露に晒された頭蓋骨のことでした。

小学校にそんなものがあるはず無いとたかをくくってたんですね。
「シャレコウベ とは何か?」なんて問題が無くって良かったです;

しかし、比喩と思ったり・・私この問題に関する解釈はすでに勝手な想像が大半になってますね。
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