なんだか、ホリックの方も重くて哀しい空気になってきましたね・・。

遅れてすいません。
感想は「next」からです。

店に入る必要があったひまわりちゃん。
何やら真剣な眼差しで、部屋に入ってきました。

四月一日は凄く嫌な事を言うけど、言わないとうそを付いたままになっちゃうから　と、今までひまわりちゃんと関わって、本当に時々だけど・・・と言いかけます。
それを遮って、ひまわりちゃんが「嫌なことが起こった？」

それはひまわりちゃんと関係があるのかと四月一日は尋ねました。



「やっと気付いた？」
意外とあっさりと・・というか、凄く笑顔で。
本当の意味で笑ってる訳じゃないと思うけど、そこまで笑顔だと逆に怖くもあるよ・・。

ひまわりちゃんは知ってたんですね。自分がどんな力？を持ってるのか。
四月一日がアヤカシをみることは知らなかったようですが。

両親以外をみんな、関わったり、触ったり、するだけで不幸にする　のだと。

ひまわりちゃんは始終笑顔で話し続けます。

一番最初に気付いたのは小さい頃、ボールを探しに隣の庭に行ったときだったと。それで、その場所から放火されて、隣の家は全焼。
仲良くなった友達はよく事故に遭うし、仲良くしてくれてた近所のお姉さんは自殺未遂・・・。

見かねた祖母が神社に連れて行ったとき、その事を知ったと言います。
普通の人間で、別に悪いものに憑かれてるわけでもなんでもない。ただ、だからこそそういう人間がいる　と。そして、両親以外はみんな、相手を問わず、不幸にするという事を。

そしたら、次の木曜日、その祖母が亡くなった。

「だからね、四月一日くんもいつ言ってくるかなって思ってたの。」

分かってたけど、やっぱり友達が欲しかったのかもしれませんね。
そういえばひまわりちゃんって、他の友達と一緒にいるの、見たことがないですし・・。

でも、雨童女のとき、あのリボンで助かったのに、あれは一体どういう事だったんでしょうか？
しかも、百目鬼君はあんまりその影響はなかったような・・？
それに、ひまわりちゃんと帰ってたときに初めて会った小羽ちゃんは四月一日にとってあまり良くないと言うことでしょうか？・・侑子さんも「近い感じ」に複雑そうな顔をしてましたし・・。

「今まで有り難う。お弁当、美味しかったよ。
　さようなら。」

永遠のお別れのつもりでしょうね。この”さようなら”は・・。

始終笑顔だったけど、だからこそ、逆にこっちが哀しくなりました。
今回ので初めて気付きました（遅い）が何となく、ひまわりちゃんはツバサで言うところの、ファイに近い感じがしました。こう・・辛くても笑顔、なところが。

四月一日は追いかけたいかもしれないけど、あの状態じゃ、追いかけられないかな・・。店の前に百目鬼君はいると思うから、そっちが引き留めてくれる・・？

ツバサの方での水の対価が、何かを取りに行くことだったけど、その”何か”が今度はこっち（ホリック側）でひまわりちゃんとか、四月一日とかのために使われる、とか・・？


次回も気になりますね。